今回は「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」1巻の紹介です。婚約者に裏切られ殺されそうになったヒロインが過去に戻り、同じ人生を歩まないようにやり直すストーリーです。
タイムリープものの漫画で、少年漫画のさっぱりとした絵柄、すっきりするストーリーが特徴の漫画です。
アクションシーンも多く、コミカルな漫画なので、恋愛漫画が苦手なかたも読めるかもしれません。
最近はタイムリープものの漫画も増えてきたわよね〜！
「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」の1巻のあらすじ
膨大な魔力を持つ侯爵令嬢のジル（ヒロイン）は婚約者であるジェラルドに殺されかける。
実のところジェラルドはジルの化け物じみた魔力を戦争に利用し、さらには実の妹との関係をカムフラージュするために利用していた。
そのことを知ったジルは、ジェラルドに冤罪をかけられ追い詰められ、最終的には自ら塔から飛び降りる。
飛び降りている最中、「もう一度（ジェラルドと出会った）10歳に戻れるなら、利用されたままで終わらせないのに…」と強く願うジル。
目を覚ますとなんと10歳の時の姿に戻っており、しかもジェラルドに婚約を申し込まれるパーティーの前だった。
今度こそは平和な人生を送ろうと決めるジルだったが、しつこく追いかけてくるジェラルド。
婚約を申し込まれてしまえば家柄断れないため、ジルは適当な人を選び婚約のお願いをするのだが、その相手はなんと呪われた皇帝と呼ばれる人だった。
「ジルは平和な人生を歩むことができるのかしら？」
パーティー婚約を申し込もうとあれほど追いかけていたのは、ジルには全く恋愛感情など無かったが、膨大な魔力は利用したいからしつこく追いかけていたということなのかな？
なんて男だ…ジェラルド…
「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」の1巻のおすすめポイント
婚約者のジェラルドとその妹ができていて、二人の間に子どもが生まれればジルに世話させようとしていたジェラルドが怖すぎて、最短でジルに幸せになってほしいと願いました…
とりあえず、1巻の流れはこちらです。
1巻の流れ
- 婚約者であるジェラルドに殺されかけ塔から飛び降りる。
- 目が覚めたら10歳に戻っていた！
- ジェラルドに婚約を申し込まれる前に、誰かと結婚しようと選んだ相手が呪われた隣国の皇帝、ハディス
- ハディスに求婚は嘘であることを伝えるがやっぱり求婚する
- 隣国に移動すると、反皇帝派からの熱烈な歓迎（攻撃）
- いろいろ不吉な事件のせいでハディスは国民から嫌われているようなので、名誉挽回のためにジルが事件を嗅ぎ回る
ヒロインのジルが格好よすぎて可愛くて好き！
ヒロインのジルが稀に見るイケメンヒロインなんですよ。可愛い顔して！
特にイケメンが際立つのが戦闘シーン。
冒頭のジェラルド（とその取り巻き）と戦うシーンもさることながら、ハディスを守るために戦うシーンは、とても迫力があってめちゃくちゃ格好いいんですよ〜！
船が攻撃されれば、素手でハディスが乗っている大きな船を投げ飛ばすし。少女が。素手で。
その後、ハディスが銃で打たれそうになったら、弾丸を手の平で全て受け止めます。少女が。素手で。
船を投げる前のシーンもイケメン力が爆発してます！
「しあわせにすると、いっただろう？」
ふぅ…
とりあえず、私にも同じセリフを同じ顔で100億回くらい言ってほしい。いや、せめて1回だけでもいい。脳内に音声と映像を永久保存する!!!
イケメンな少女っていいですね…
まぁ、ハディスは守られなくても竜神がいるのでなんとかなったかもですが…
そんな格好いい姿とは別にとても可愛い一面もあります。
ジルは食べるのがとても好きで（結構食い意地はってるかもw）、ハディスが焼いたクロワッサンを食べるシーンなんてめちゃくそ可愛いんですよ。
夫に胃袋掴まれる系少女ですねw
竜神のラーヴェが可愛すぎる
先ほどチラッと話を出したのですが、ハディスにはいつも竜神のラーヴェがついています。
なかなか不思議な存在で、太いヘビに羽がついている見た目をしており、顔もかなり愛嬌があります。ハディスをいじって遊んでいますが、かなり大切なパートナーのようです。
普通の人には見えないのですが、ジルはなぜだかラーヴェの姿も見えるし、声も聞こえるし、会話もします。魔力があるからなんですかね？
そんなことよりも！見た目が…見た目が、可愛すぎるっ！
デフォルメした竜のイラストで（例えていうならポケモンのカイリュウみたいな？）、お目目がくりくりしていて、表情が豊かでとってもチャーミング！サイズ感もジルの頭に乗るくらいなのできっと少し大きめのぬいぐるみくらいだと思います。
ラーヴェのぬいぐるみ販売されないかな？と思うくらい可愛いんですよ！
噂に聞く竜帝陛下が実は愛妻家
漫画の冒頭で、タイムリープする前の竜帝陛下（ハディス）とジルが会話するシーンが描かれています。
その時のハディスは血も涙もない冷徹な男で、女子ども関係なく国を火の海に変えるような人物でした。
ジルはそのハディスの姿が記憶に残っているので求婚した当初はビクビクと警戒していましたが、蓋を開けてびっくり。意外と繊細で親切で紳士的な性格でした。
誰かに自分のために何かをされてきたことがなかったからか、ジルに守られれば「ときめき」のような感情に戸惑っているし、ジルの口から「しあわせにする」とか「夫の非常時に…」とか「ほっとけない」など甘い言葉が出るたびに胸の動悸がおかしくなってリアクションをする一面も。
また、ジルを自分に夢中にさせるために料理を振る舞うシーンもあります。（反皇帝派から毒を盛られないためでもありますが…）
いちごのホールケーキ、アップルパイ、クロワッサン、エッグベネディクト…
この漫画家さん、めっちゃくちゃ食べ物の描写が上手なんですよ！
描写にしずる感があるというのでしょうか？
特にクロワッサンはほかほかと湯気が描かれているので、温かさとバターの香ばしく優しい匂いまでしてきそうでした。
くぅ…私もハディスが作ってくれるご飯食べてみたい…
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