キャプテン・アメリカ派とアイアンマン派が争う理由

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MCUの中でも特に人気なのが、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソーの3人だと思いますが、最近SNSでキャプテン派とアイアンマン派での争いが絶えないので、なぜそこまでお互いのファンがいがみ合っているのかまとめてみました。

それぞれ思うところがあると思いますが、一個人の考えなので「そういう考え方もあるのか〜」と読んでいただけると助かります!

もちむぎ
もちむぎ

ちなみに私はキャプテン派ですが、アイアンマンも大好きです。

二人が目指すヒーローの姿に納得いってない

キャプテン派、アイアンマン派はもともとあったと思うのですが、お互いのファンがいがみ合い始めたのは「キャプテン・アメリカ-シビル・ウォー-」からだと認識しています。

シビル・ウォーの中で、キャプテン・アイアンマンがそれぞれ思う正義のヒーローの姿には違いがあり、その相違でぶつかり合います。

キャプテンの目指す正義は「自分の判断で人を助けるヒーロー」

「エイジ・オブ・ウルトロン」後、アベンジャーズの力が凄すぎるが故に国連の監視下におく「ソコヴィア協定」の案が出ます。

ソコヴィア協定とは、国連の指示のもとヒーロー活動してくださいという内容です。

襲撃があっても国連が「出るな」と言えば人を救うことができず、慈善活動に「出ろ」と言えば出なければなりません。

自分の信念を貫けないと判断したキャプテンは、最後まで同意することはありませんでした。

「ファースト・アベンジャーズ」では国のマスコットにされ、「ウィンター・ソルジャー」でキャプテンは、S.H.I.E.L.D.内に潜むヒドラに殺されそうになったので、上の組織を信用できないのはしょうがないのかもしれません。

自分の信念を貫き正しいことを行うというのがキャプテンの目指すヒーローだと思います。

アイアンマンの目指す正義は「人を守れるヒーロー」

キャプテンとは違う考えを持っているのはアイアンマンことトニー・スタークです。

トニーはもともと平和のために軍事兵器を作る会社を営んでいましたが、自分の作った兵器によって罪のない人たちを大勢殺してしまっていたことに気づきます。

そこからトニーはアイアンマンとして活動していくわけですが、「アベンジャーズ」や「エイジ・オブ・ウルトロン」ではトニーが避けていた一般市民に被害がこうむります。

(アベンジャーズに批判するものも…)

自分たちの力で起きてしまう被害を防ぐためソコヴィア協定に賛成します。

守れるものは全て守りたいというのがトニーの目指すヒーローだと思います。

二人の最後に差があって納得いかない

エンドゲームでキャプテン・アイアンマン・ソーが主戦力から(大人の事情もあり)いなくなるわけですが、二人の結末が両極端なため不服なファン(特にアイアンマン側)がいるのではないでしょうか。

最愛の人と一緒に最後を迎えるキャプテン

キャプテンは最後に最愛のカーターと一緒になり幸せな人生を送ります。

50年間氷漬けになり、家族と呼べる人もいなくて、親友のバッキーは操られていてとても孤独だったと思います。

トニーからも「家族を持て」的なことを言われた時も曖昧な返事をしていました。

そんな中で、過去に戻ることができる機会があれば誰だって最愛の人と一緒にいることを望むはずです。

キャプテンは今までヒーローだった自分をやめ、普通の一般人になりました。

自分の命と引き換えに世界の人々を救うアイアンマン

「アイアンマン1」を見返すとインセンが「その命、無駄にするなよ」と言っている通り、アイアンマンは自分の命と引き換えに世界を救うという最後でした。

今思い出すだけでも枕を濡らします。

まさにヒーローとしての姿!という感じです。

「アイアンマンが命を賭して救ってるのに、キャプテンは自分のことしか考えてない」と比較されるシーンです。

ヒーローだって自分の幸せを選んだっていいじゃない。

個人の感想

私はキャプテン派であり、また自分の信念もキャプテンよりなのでよく喧嘩を売られます。

「(キャプテンが)弱いのに信念だけ貫くのはどうなのか?」

「(キャプテンは)自分の行動に責任を持ってくれ」

はい。

もう大喧嘩です。(バイク投げんぞ?)

 

私はアイアンマンも人としてヒーローとしてとても好きですし、周りにもそれを伝えています。

しかしながら、キャプテン派だというと結構ひどい扱いを受けます。

ですが、自分が何よりもつらいのはMARVELやMCUのファン同士が争う姿をTwitterで見かけることです。

どっちもそれぞれ信念があり格好いいのは確かじゃないですか!

映画内でもキャプテンとアイアンマンは仲直りをしました。(それも不服なアイアンマン派はいるようですが…)

私たちもお互いのいいところをわかり合い、MARVELライフを楽しみましょう。